創業から3期目を迎えて:挑戦と成長の振り返り

創業から3期目を迎えて:挑戦と成長の振り返り

こんにちは、株式会社Senroの文野陽子です。
2022年2月17日に創業し、当社は3期目を終えようとしています。
「女性がもっと働きやすい社会を創る」×「中小企業の人材不足をリモートで解消する」という2つの使命を掲げ、試行錯誤を繰り返しながら進んできました。

現在、稼働中の業務委託スタッフは15名。
少しずつ理想の形に近づいているものの、ここに至るまでには多くの挑戦と課題がありました。
今回は、創業から3期目に至るまでの道のりを振り返ります。

【1期目】スタートダッシュは好調!でも課題が山積み…

私は昔からスタートダッシュが得意です。
法人化した当初も、幸運に恵まれ、大手企業と新規取引が成立。
「1期目からすごい!」と周囲から称賛され、私自身も大いに舞い上がっていました。

外部スタッフの契約と反省

業務の幅が広がる中、外部の業務委託スタッフを人脈を頼りに低単価で契約しました。
人柄を知っていたので楽しく始めは進んでいましたが、私のオーダー(業務の要件定義)も曖昧だったこともあり、
期待したパフォーマンスを得られずじまい。
挙句の果てには私の苦言を他のスタッフに言うこともあり、雰囲気はかなり悪くなっていったプロジェクトもありました。
これまで人材紹介や採用面接で培った見極め力は見事に外れ、
私自身の発注側としての未熟さが露呈した結果でした。

内部スタッフとの連携の課題

一方、リモート勤務の内部スタッフとの連携や信頼関係もスムーズとは言えませんでした。
たとえば、ある日こんな出来事がありました。


私:「Aさん、ちょっといい?」
Aさん:「…」(反応なし)

数分後、ChatWorkで確認すると…

Aさん:「社長、すみません!掃除機をかけていて気づきませんでした!」


このエピソードは、今でも忘れられません。

失敗からの学びとスピリチュアル依存

1期目の初版から特に経営に関しての相談相手がいなかった私は、占いに頼るようになりました。
スピリチュアルの専門家と年間契約(30万円)を結び、
アドバイスを受けながら進めましたが、一向に売上は上がらない、、、
今振り返ると不安しかなかったんだと思います。自信もなかったです。
目標売上3,000万円には遠く及ばず、1,200万円で終了。


【2期目】不安の中で迎えた新たなステージ

2期目を迎える直前、大企業の役員から突然の連絡がありました。

「私、退任します。後任を紹介します。」

この知らせに、不安が押し寄せました。
常に思っていたことは
「役員が変わるときっとうちへの発注は止まるんだろうな、、」
ということ。だからこそ第二の柱を作りたくもがいていましたが、
もがいているだけで行動は特にせず、、

不安は的中しますね。それとも呼び寄せるのかしら!?

2期目の始まりがどんな展開を見せたのかは、次回のコラムでお話しします。


次回の予告

次回は、2期目の苦闘と、それをどう乗り越えたかについてお届けします!

(2024年12月5日)