コラム | 株式会社Senro

コラム
株式会社Senro

これからの時代に必要なこととは。。

今月で上半期が終了し、明日からいよいよ下半期です。

皆さんは明日から下半期、2023年の折り返し、と聞くと早いですか?遅いですか?

世の中の変化のスピードも速く、ますます柔軟性が必要になってきている、と私は感じております。

特に働き方については大きく変わりつつある、と捉えており、
本日はそのことについて書きたいと思います。

副業から複業へ

最近、弊社新サービス・ママランス®︎事務サポをリリースし、登録を募っております。

事務サポは完全リモートですが、
1週間僅かで約65名のエントリーがあり、オンライン事務の人気を感じました。

海外はネパール、シカゴ、日本では神島からもエントリーがありました。
ニッチな場所の方にお会いするとさらにワクワクします!
どんな文化なんだろーとか聞いてしまい、ついつい面談の主旨から外れてしまいます。

そんな中、副業人材も一定数います。
副業なのか複業なのか、このあたりが気になるところですが、
会社員は副業のイメージが強く、フリーランスは複業ですね。
気になるのが、会社員の副業について。

本業のことを尋ねると「時間的に余裕があるので」「フレックスなので調整できるので」とおっしゃることが多く、「本業ではできないことを経験したい」という方もいます。
社外で経験を積み、キャリアの幅を広げていく志向の方が増えた気がします。

以前は、
「収入アップしたい」という理由がほとんどでしたが、
「最近は幅を広げたい」という理由が多い印象です。

この先、会社員も仕事を複数する複業という方が増えてくるかと私は捉えております。

収入の面ももちろんですが、
それ以外に自社内ではできないことを他社に求めていく傾向がもっと強まると思います。

なぜならば、これからは個人の時代です。
「何をやるのか」ではなく「誰が何をやるのか」に焦点を当てられるからこそ、個人を磨いていく必要があります。

そのためには自社以外でのスキルも必要で「この人と繋がっていることでメリットある」となってきます。情報過多だからその情報が必要で、それは人が握っています。
情報が全てではありませんが、一つの例として。

また、
複業しないと社内でも評価が上がらなくなってくると感じております。
まだ未検証だとは思いますが、複業人材とそうでない単業人材の違いは出てくるかと思います。

経団連タイムスによると
2022年時点において、回答企業の70.5%が、自社の社員が社外で副業・兼業することを「認めている」(53.1%)または「認める予定」(17.5%)と答えた、とのこと。規模感が大きい企業ほど認めている傾向が高いです。

(引用元:週間経団連タイムスより)

副業解禁していないのには理由が様々あるかと思いますが、
ぜひ解禁し、人材の流動化も同時に図る企業が増えて欲しいな、と思います。

今の時代に必要な上司力

弊社の社員やスタッフは女性が9割です。

そのため、ライフイベントがあった女性社員との向きあい方や女性社員の育成について相談されることが多いです。

私が同性のため男女の差異を感じたことはあまりないのですが、コミュニケーションでいうと『共感』が必要です。

女性の場合相談=共感して欲しい、ということが多いですが、上司が男性の場合、相談に対して対処法を伝えることが多いので、モヤモヤは消えないまま。。そして相談をしなくなってしまう、というパターンが実はあります。

ただ共感しているだけではもちろん解決しないのですが、一旦は共感、です。

先日の企業との打ち合わせでも、普段遅刻しない女性が遅刻してきた、と。注意しようと思ったけど、子育て中ということもあったので何かあったのかな、と思い、「どうしたの?」と尋ねたところ、すごい勢いで子育ての大変さについて話し始めた、とのことでした。

もしここで注意を先にすると、「でも・・」と心の中で呟き、心を閉じてしまいます。

今、令和の時代。Z世代も社員として増えてきている中、上司が部下に事情を尋ねていく「情報収集質問」が必要です。

部下の状況を把握しながらマネジメントをすることで「あ、この人わかってくれる」と思い、部下のストレスも減ります。上司のストレスは未知ですが。。苦笑

副業したい、と言ってきた際にも
「どうしたの?」とぜひ一言聞いてあげてください。

「あ、副業したいのね、人事に申請して」とか「副業はまだ解禁されていないよ」とかの表層的な回答ではなく、事情を把握する事にまずは専念してくださいね。

今までは強烈に牽引してくれるリーダーシップが良かったですが、今の時代は個をプロデュースするプロデューサー力が必要になってきます。

あの大谷選手もWBCの栗山監督に二刀流を受領してもらったことで今があります。

大谷選手は投手も打者としても成り立つ複業選手なので、それを認めたことで日本の野球界に多大なる好影響を与える選手となっていきましたよね。

少し話が外れましたが、
これからの働き方は我々が想像する以上の想定外のものがあるかもしれません。

しかしながらその過渡期にある現在、
個も組織も柔軟性が非常に必要になってきていますね。

新サービスリリース!

最後に、、
ママランス®︎事務サポートをリリースしました!

夕方17時以降も対応可能です。
現在モニター企業を3社募集しております。(残2社)

  • 社員には残業させられず困っている
  • 繁忙期で採用するほどでもないけど人員が欲しい
  • スポットで依頼したい
  • 土日に対応してくれる人員が欲しい

など、、
上記にに少しでも当てはまる企業様はぜひお問い合わせください。
同時に一緒に働いてくれるメンバーも募集しております。



女性が働き続けられる社会ってどんなんだろう?

今週は怒涛のように登録者の方との面談がありました。弊社新サービスママランス®︎サポートに伴い、新規登録者を現在募っており、その一環での面談を実施しました。

9割が女性との面談ですが、そのうち100%がママでした。お一人だけ妊婦さんいらっしゃいましたが、ママとして位置付けさせてもらいます!

また、地方自治体さんとの打ち合わせも今週あり、今週は「女性の労働問題」がテーマのようにも思い、そのことについて本日は私・文野なりの見解を書きたいと思います。

働きやすいけど働きがいはない、という問題

以前に育休後復職支援のOEM研修の仕事をした際の話です。

300名ぐらいの中堅企業で女性社員も50%ぐらいです。毎年5名近くの育休者が発生しており、復帰後はほとんど時短社員。会社としてはなんとかフルタイム社員となり、戦力係数をあげていきたい、という要望がありました。

今まで人事部として育休中や復職の際に手立てを打ったこともなく、今回初めての試みで外部に依頼して復職前準備を行っていきたい、という要望でした。

弊社では単に講座展開だけではなく、キャリアカウンセラーとの1on1も行っております。この1on1がポイントで会社に見せている顔と本音が結構あります。
これまでOEMで実施した企業で1社に1人は「復職後転職しようと思っている」とぽろりと本音を言われます。

転職したい理由には様々ありますが、
一番企業として解せない理由としたら「働きやすいけど働きがいはない」という理由だと私は思っております。

企業としては時短制度や在宅制度、時間有給やスーパーフレックスなど表層的な制度を整えてきて「働きやすさ」を整えてきました。
しかし、、社員は働きやすさの次に「働きがい」を求めている、ということ。

そんなの自分で見つけたら?と思う方や経営者もいますが、
この問題はとても根っこが深いんです。

一つ目は、やりがい搾取をしている、ということもあります。
時短だから、、
育児中だから、、
第一子だから、、

などの理由で本人に相談もせずに会社側が勝手に判断し、プロジェクトにアサインしなかったり、飲み会に誘わなかったり、、余計な配慮が理由の場合。

2つ目は、上司とのコミュニケーション不足(含む人事部)です。
休職前と同じ仕事が良いだろう、と勝手に思いこみ、
配置をしている、というパターンです。

先程の1on1で実際に聞いてみると、同じ部署を希望する場合もあれば、違う部署を希望する人もいます。なんでだかわかりますか??

出産という大きなイベントを終え、価値観が変わっているんです。
会社側はまるで時が止まっているように捉えておりますが、当の本人たちはいろんな人と出会ったり、何かしら勉強したりして価値観や意欲も変容しております。
これらを捉えることができず、思考停止状態で「同じ部署配置」が発生しているケースが後を立ちません。

3つ目は、ご本人の諦めです。
本当はやりたいことがあるけど「今の会社ではできない」「言っても無駄」と思い込んでいるケースです。
起案できない会社風土もあるかもしれませんが、外に求めていく方が楽、と思っている節も多々あります。
何かを新たにやっていくには相当なエネルギーが必要です。

こんな要素が絡み合って
「働きやすいけど働きがいはない」という社員が意外といる、という事実です。

いろんな理由があって「業務委託」という働き方の選択

弊社は働くをもっと楽しく自由に、というコンセプトで個人の方に「働く機会を創出支援」を行っております。

面談を通じてどのような理由(リモートがある、という以外)で弊社に登録しようとしているかをお尋ねしております。

最近よくあるパターンとしては

  1. 子育て優先したいけど仕事したい
  2. 海外駐在で時差を使って日本の夜間帯の仕事をしたい
  3. お子さんの通院問題で収入が減り、夕方や土日に仕事したい

です。

特に1.子育てを優先したいけど仕事したい、というケースはさらにパターンが2つあります。
1-①子育てで空いている時間に仕事をしたい
1-②仕事をしながらその空いてる時間子育てもする

なんか似ているようですが、面談者側からすると印象は全く異なります。

1-①のお気持ちはすごく理解はできますが、子供が最優先なので、面談時にも「学校の行事の時にはお休みします」「まだ小さいので急な発熱の時は休みます」と「休みます」宣言が多い印象です。
もちろん休んでいただいてOKですが、どこでリカバーするのか、の代替案もないので、責任感を感じないです。

1-②の場合は仕事への責任感を感じ、意気込みも伝わりやすいです。
もしかしたら女性が働き続ける環境づくりには1-①を優先する必要があるかもしれませんが、本音はそうであってもせめて面談時にはうまくプレゼンしてほしい、と思います。

少しお話がそれますが、
出産後4ヶ月経過し、子育ても少し慣れてきたので仕事したい、という方がいました。

今、急募している案件を提示したところ
「まだ子供が小さいので急な休みもあるかもしれない」
「シフトを完全に決められると難しい」
となり、辞退となりました。

働きたい気持ちはあるけど自分ではコントロールできない不測な事態があることへの不安、それによる責任を追いたくない、という甘い気持ちが混在しているように思い、
「今は子育てに専念した方が良いよ」とお伝えしました。

弊社は「自由」を大切にはしておりますが、それには責任感、がつきものです。でも、これって考えが古いのか?とふと思うことが多々あった今週でした。

私にも同じような経験があった

かくいう私にも同じような経験があり、会社員時代に「ママである私」を全面的に出したあまり、独身の同僚に「まるでママ友といるみたい」「文野さんが帰ったあと私がカバーしている」とながーーーいメールをもらったこともあります。苦笑

独身に「ママ友」と表現されるのは未だ理解が覚束ないですが、ま、ママにしか見えなかった、ということですね。

また、他には創業1年目の時、子供の発熱でリスケを何回か繰り返した際に「いい加減にしなさい、家庭と仕事を切り分けなさい。経営者なんだから事前に対策をうちなさいよ」とお叱りをいただきました。
今も尊敬している師匠からの苦言で、今思うととてもありがたいお言葉です。

そこから子供が体調不良でもリスケしない、シッターを手配するなどをするようになりました。子供がいての仕事はNG、と思い込んでいましたが、リスケの方がNGであり、対策をしていないことがもっと恥ずかしいことである、ということを学びました。

女性が働き続けられる社会とは

働きたいけど働けない、という状況はなんとかして改善していきたい、と思っております。

特に地方の方は、求人はなんとなくあるけど勤務条件が合わない、僻地すぎて求人がない、という理由が顕著だと思います。そのような方が仕事できるチャンスを創出したい、とまずは思っております。

また、一方で子育て中だから、、といって、能力があるのに無理にセーブする人のマインドセットもしていきたいな、と思っております。

大きなお世話かもしれませんが、この層がもっと社会に出てくると日本の経済力は上がると私は信じております。
そのためには何が必要なのか、、と本日も迷走中です。

新サービスリリース!

最後に、、
ママランス®︎事務サポートをリリースしました!

夕方17時以降も対応可能です。
現在モニター企業を3社募集しております。(残2社)

  • 社員には残業させられず困っている
  • 繁忙期で採用するほどでもないけど人員が欲しい
  • スポットで依頼したい

に少しでも当てはまる企業様はぜひお問い合わせください。
同時に一緒に働いてくれるメンバーも募集しております。



スモールビジネスの弊社が考える事業加速に必要な要素とは

5月22日に大分県に在住している社員2名に初のリアルで会ってきました。
久しぶりに羽田空港を利用し、飛行機にも乗りました。

朝から楽しくて、プチ旅行気分でした。
普段はZOOMや仮想オフィスを通じて社員とは会っておりますが、
リアルで会うのは初めてなので、少し照れくさい部分もありましたが、
一緒にランチをしたり、社員がクライアントのサポートしている姿を目の前で見ることもでき、とても有意義でした。

弊社は営業支援と営業研修の2軸で展開しておりますが、
今回新サービスを考えており、そのプチ予告になります。

社員を迎え入れたきかっけ

新サービスを考えた背景には、、、
私の原体験があります。

実は2023年1月に初めて社員を迎え入れました。
それまでは全て一人で行っており、
営業活動、資料作成、リサーチ、SFA入力など、
一人でなんでも行っておりました。
限界がきた、というほどではありませがん、
スピードが色々と遅くなる、ということと、
私の持ち前のパワフルさが減退しているように感じた、ということで、
誰かにサポートしてもらいたい、と思ったことが採用に踏み切ったきっかけでした。

当初は、
知人経由で紹介を依頼しておりましたが、
音沙汰なし。。

また、
私自身のネットワークで「仕事手伝って欲しい」と依頼し、
アウトソースしたことも数回あります。
しかしながら、パワーバランスが少し乱れていった、という感じがしました。
というのも、、
私自身が「手伝って欲しい」と下手に出ているので、
相手側は「やってあげている」という感じが徐々に出始めてきていました。
もちろんやってもらっている、という事実には変わりませんが、
さらにプラスアルファやる、という緊張感を感じることがありませんでした。
期待を超える、という姿勢を私が求めている、
ということにも気付き、知人ではダメだ、と思いました。

貢献に対して報酬がありますが、
どちらかというと報酬に対して貢献する、といった姿勢です。
なので、この金額だからこれぐらいの仕事しかしない、といった発想につながる、ということ。

そこで、初めて公募をしよう、と思い、
求人を出し採用活動を開始した、というのが2022年12月の出来事です。

初の自社採用活動で人が集まるのかな?と不安でしたが、
営業事務に対して20名以上の方が3日以内で集まりました。
掲載期間前にSTOPしたほどでした。

お会いする方は、みなさん優秀で事務のスペシャリストでした。
その中で弊社に共感していただいている、自走できそうか、などの観点で面接をさせてもらい、今に至っております。

クリエイティブな時間を創出

そこから私自身の事務作業に関する負荷はグッと減りました。
経営者は考えることも多いのですが、
未来を考えることの時間をつくることもでき、
時間に余裕も生まれました。

ちょっとしたことを気軽に依頼できる、これってすごく大切だな、
と身にしみて感じております。
また、他の人が入ることで新たな視点ももらえます。
これぞ雇用する意味合いだな、と感じました。

そんな原体験から、
気軽に頼めるアシスタントがいれば良いな、と思い、
今新サービスのリリースを検討しております。

雇用するほどでもないけど、依頼したい。
でも人を探すことは手間だし、不安。
もしくは依頼の仕方が分からない、もあるかと思います。

世の中にはオンラインアシスタントやオンライン秘書などたくさんありますが、
どの会社も月稼働時間が決められており、
弊社を初め、
スモールビジネスを展開している会社には適していないな、と思っております。

また、平日17時までのサービス提供をされている企業も多く、
突発的に夜に依頼したいこともあるかと思います。
それが金曜日だと、土日の2日間も待つこととなり、
早く欲しい資料についてはモヤモヤする状況になるかと思います。

私も一経営者として、上記の状況はたくさんあるので、
土日も突発的に依頼できる業務委託の方を確保しております。
それにより突発的な状況でも対応できる自信にも繋がっております。

新サービス準備中!

大企業であると仕組み化さている面もありますが、
スモールだと属人的であり、業務が常に変わる可能性もあるので、
誰をどのように採用したら最適なのか、を判断することが難しいですよね。

そのようにどのような業務にも対応できる人材バリエーションを確保しておく、
ということが経営者として必要な要素かと思い、
今、準備を着々と進めております。

新サービスリリースに際しては、
無料モニター企業も募集予定なので、ご興味ある企業様はぜひお問い合わせください。
全ての企業様に応えたい気持ちはありますが、
業種やご依頼内容によっては弊社では難しい場合も想定し、
弊社内で審査をさせてもらいますことをご了承ください。

お問い合わせ先はこちらまでお願いします。

営業講座・体験説明会のお知らせ

6月16日(金)10時30分より、
10社限定で効果テキメン営業講座・体験説明会を実施します。

商談で大切な3つのポイントを体験できるので、
・商談の中で苦手なタイプがいるとうまくプレゼンできない
・アイスブレイクで何を話したら良いのかわからない
・クロージングで「検討してください」と言っている
ということに少しでも当てはまる方はぜひご参加ください!

お申し込みはこちらです。
https://forms.gle/XrJnwECWXC9vLQU6A



マネジメントで大切にしていることは何ですか?

突然ですが、
営業はアポ前に色々と準備するかと思いますが、
企業HP以外にどんなことを事前収集しますか?
最近ではSNSやブログなどを事前に見て商談準備している営業も増えている印象ですが、みなさんはどうされていますか?

昨日、お会いさせていただいた営業が私・文野のnoteを見ておられ、
noteで挨拶の仕方を書いた記事があるのですが、
「代表のnoteに書いてあった挨拶を今日は実践しました」
その通りに実践されており一本取られた、という感じでした。
でも、とても嬉しかったです。

さて、本日ですが、
最近リモートが増えている中で(直近ではリモート減ってきているみたいですが)、
弊社によくある質問
「マネジメントで大切にしていることは何ですか?」について
書きたいと思います。

マネジメントで大切にしていること

弊社は、
完全フルリモートで社員は勤務しております。また、フルリモートで営業支援も行っております。(営業研修はリアルもしております)

なかなか肌感が掴めない、ということで本来のマネジメントが、
管理ではなく監視になっている企業も増えてきている、と聞いております。
例えば監視カメラをつけている、とか、PCの機動を見ている、など。
監視したい気持ちはとてもわかりますが、監視したその先に「社員の成長はあるのか」
ということが少し抜けているようにも感じます。

私自身が大切にしているマネジメントは、
社員のチャンスを広げていく、ということであり、
そのために必要な負荷を与え、プロセスを把握する、ということです。

細かい点を気にし始めたらキリがなく、
社員の特性に応じて、GOALを示すだけで良いのか、ある程度方法論を伝えた方が良いのか、
などを変えながらしております。

これは実は研修中にも取り入れており、
受講生が主体的に考えてもらう時間もあえて設け、
難しそうな際にはマイルストーンをおいております。

組織での役割を意識する

過去、会社員の部長時代に特に気をつけていたことは、
部長が直接メンバーに指示をしない、ということでした。

部長はマネージャーに伝え、マネージャーが直下のメンバーに伝える、
ということ。万が一メンバーと部長が面談する必要性が出た際には、
事前事後で一言伝えるようにした、ということです。
意外とこの組織の階層を意識せずに、部長が直接メンバーに指示したりすることも多いのではないでしょうか?

また、逆にメンバーが部長に直接相談してくることもありませんか?
その際に「マネージャー(課長)に相談したか?」「マネージャーにまずは相談すること」と伝えていくことも必要ですよね。
メンバーがホウレンソウの仕方を知らないこともあるので、それは教育、という点が必要にあります。

会社に組織ある以上、
階層は意識していく必要があり、
階層にはそれぞれの役割があるので責任意識を醸成するためにもとても必要なことだと感じております。

Group of businesswoman in the office.

最近では、役職名をつけずに、社内ニックネームや〇〇さん、ということで、
垣根を取っ払う風潮がありますが、
弊社ではあえて役職名をつけて呼ぶようにルールづけております。

とあるコンサルタントに役職名をつける方が良いかどうか、と相談した際に、
このような解をもらいました。

社員数が少ないうちは役職名があった方が、各自の役割意識が芽生えて良い。
ニックネームや〇〇さん付けは主体性や社長と同等ぐらいの力量が出てきた時にしても遅くない、とのことでした。
どちらもメリットデメリットがあるようですが、
TOPダウンの組織であれば役職名をつけていく、ということのようです。
弊社では特にTOPダウン、という気持ちではおりませんが、
現在の事業責任者は私のみなので「社長」と社内では皆呼んでいます。

外向きの観点でいかに貢献できるか

話が少し逸れましたが、、

マネジメントでは社員のモチベーションをあげ、可能性を引き出していくことがとても大切だと思っておりますが、
社員自身も自ら考えていく必要はあるかと思っております。

よく、「今の上司のもとだとやる気がでない」とか愚痴を零しているケースもありますが、
これはよく見る内向きな思考だとみなさんお気づきですか?
内とは社内、ということです。
社内での働きがいを求めており、お客様や社会に対してどう貢献するか、という観点が抜けていませんか?

もちろん上司が変われば成果が上がった、というお話も世の中たくさんあるので、
内向きを否定しているわけではないですが、
もう一つの観点として「お客様や社会に対してどう貢献するか?」を付け加えていくことで、上司に依存しない自律した人材になっていくかと思います。
ぜひ、その点を上司も伝えていく、ということもマネジメントだと思います。
(上司も自分だけ見られていると大変ですからね、、)

ビジネスは貢献と金銭の交換行為です。
金銭が先に来るからこの仕事しかない、とか、
給与以上に働いている、という発想になります。
あくまでも貢献が先です。

そのようなことを会社全体で意識統一を図ると、
マネジメントを監視する、といったことは少なくなるのではないでしょうか。

営業講座・体験説明会のお知らせ

6月16日(金)10時30分より、
10社限定で効果テキメン営業講座・体験説明会を実施します。

商談で大切な3つのポイントを体験できるので、

  • 商談の中で苦手なタイプがいるとうまくプレゼンできない
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営業で大切なことって何でしょうか?

随分とひさしぶりの更新となりました。
気づけばもう2023年5月12日ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
実は1月より社員が増え、現在3名の社員が弊社にjoinしております。
弊社は在宅ワークが基本のため、大分県、京都、北海道、と日本を縦断しております。

さて、本日は営業で大切なことは何でしょうか?
ということについて書きたいと思います。

営業で大切なことって?

弊社は営業研修事業もしておりますが、
Day1の際に『営業で大切なことは何ですか?』と問いかけると
受講生のほとんどの人は

『プレゼンスキル』
『傾聴力』
『ヒアリング力』
『センス』

と答えます。

一般社員でも管理職でもほぼ同じ答えです。
もちろんどれも正解ですが、それよりももっと大切なことがあります。

でもこの表層的な『スキル』頼りになるから、
疲れるのではないでしょうか?
また、センスといった先天的なものが全てになると、
太刀打ちできないですね。
売れない言い訳のように聞こえるのは、私だけでしょうか!?

少し話がそれましたが、
これらのスキルを支える根幹的なものが必要だと弊社ではお伝えしております。

研修でもお伝えしておりますが、
営業で必要なことは『自信』です。

自信には3種類あり、

・業界
・製品(商品)
・自分

であり、
この中でも「自分」が一番大切です。

営業は歩く広告塔です。
その広告塔に自信がないと絶対に売れません。

自信を持つためには

そのようなことを営業研修のDay1でお伝えすると、
みなさん
「自信をつけるにはどうしたら良いのか。。」というふうになってきます。

何も売れるから自信があるのではなく、
この仕事をどのような思いでやっているのか、
目標は売り上げ以外に何なのか、を言語化していく必要があります。
そうすることで、
「あ、この仕事を誇りに思う」となり、
自信へと繋がっていきます。
このような価値観ワークも研修中に取り入れながら進めていくので、
研修終了後の受講生の表情はとても晴々しいです。

余談ですが、
先日の法人研修でもDay1で価値観ワークをしました。
60枚ぐらいあるカードから自分に合うカードを3枚選ぶ、という作業をします。
ほとんどが違うカードをそれぞれ選ぶのですが、
なんと3枚中2枚が同じ、という社員さんが2名いらっしゃいました。
そのカードから感じとるものは各個人ごとで異なりますが、
すごいですよね。。
価値観がこれほど似ている社員は初めて見ました。

営業は楽しく誇れる職種!

少しお話を戻しますが、
どんな人でも日々タスクに追われていると
自分の働く目的を見失いがちだと思います。
時には止まることが必要です。
研修という機会を使って、
自分を振り返り、これまでの営業スタイルを振り返り、
明日からは
さらにエネルギッシュになれるように工夫しております。

弊社の研修を受講したほとんどの方は
「楽しかった」
「早く試してみたい」と感想を言ってくれます。

営業は本当は楽しい職種だし、
誇って欲しい職種です。

でも、親が子にしたくない職種ランキング上位にも上がる職種なので、
ちょっと悲しい現実。

さて、
みなさんお分かりいただいたかとは思いますが、、
営業で大切なことは?の答えは、自信です。
自信の中でも一番大切なのは自分への自信です。
その次に業界、製品(商品)ということになります。

この3つの自信が備わることで
初めて目の前のお客様は「この人から買いたい」と思います。

多くの営業マンは、
売れない理由を
製品(商品)が悪い、
業界が悪い、
時には担当しているリスト先が悪い、
といって他責にする傾向にあります。

他責はカッコ悪くないですか?

では、自分はどうなのか?
と一度自問自答して欲しいです。

お客様は本当によく見ていて、
楽しそうに仕事しているか、自信があるか、を見抜きます。
このご時世、よく似た商材はあるので、
同じように買うならば営業マンの人柄で判断する方は約3割です。
(ただ、人は結果、直感、人柄の3軸で判断するので、
そのあたりも研修ではお伝えしております)
その人柄にあたる自信を見直していくことの方が
効率が良いと思いませんか。

AIが進化してなくなる職種には「営業」がよくTOP群に上がってきますが、
物売りの営業は確かになくなると思います。
その人ならではの情報やノウハウがある営業はこれからも生き残っていく、
と思っております。

営業も情報をいかに持っているか、が大切になり、
そのために日々ブラッシュアップしていく必要がありますね。

営業講座・体験説明会のお知らせ

6月16日(金)10時30分より、
10社限定で効果テキメン営業講座・体験説明会を実施します。

商談で大切な3つのポイントを体験できるので、
・商談の中で苦手なタイプがいるとうまくプレゼンできない
・アイスブレイクで何を話したら良いのかわからない
・クロージングで「検討してください」と言っている
ということに少しでも当てはまる方はぜひご参加ください!

お申し込みはこちらです。
https://forms.gle/XrJnwECWXC9vLQU6A



ラジオ出演&プチ営業セミナー開催報告

こんにちは、株式会社Senroの代表取締役の文野 陽子です。
先日、インターネットラジオに出演してきました!
当日は少し緊張し、早口・・・緊張しますね、ラジオでも。
ラジオ収録終了後は、プチ営業セミナー『雑談の終わり方が9割』という
セミナーを開催しました。

始まりは番組ディレクターからの声かけでした

TV派とラジオ派に分かれるかと思いますが、
私はラジオ派なので、ラジオ番組に出演したい、と常々思っていました。
視覚だと時間が取られるので、Workしながら情報を得られるのがラジオ。
なんだかお得な気分になるので、好きです。

特にFMヨコハマが好きで、光圀さんのファンです。

経営者仲間にそんなことを伝えていると、
インターネットラジオ番組プロデューサーとのご縁を紡いでくれました。

そして、プロデューサーと話をしていると
『これだけ営業を極めている人に初めて会いました!』と喜んでいただき、
インターネットラジオのほんまるラジオ番組へ出演となりました。

そう、私、営業マニアなんです。
特に分析が好きで、そんなことばかりしており、
プレイヤーよりも指導が向いているタイプの営業マニアです。

そんなマニアに色々と質問が来ましたので、その中でも印象的だった3つのことを
書きます。

Q1:営業に必要な要素は?

収録中に番組DJから『営業に必要なことって何ですか?』

と聞かれました。
私は『自信』です、とすぐに答えましたが、すると次の質問

実績があれば自信も出てくると思いますが、無い場合はどうしたら良いんですか?

と。

これ、実に多い質問です!

自信は必要なんですが、自信が無いからしどろもどろになる、ということですよね。

実は、これ『お客様に商品を売ろうとしている』に尽きるんです。
そうすると実績ないしな、、と引き腰になるんです。
売ろうとしない、お客様の悩みを聞くことをする、ということです。

その悩みを自社商材で解決できそう、と思えば、自信も湧いてきますよね。
もし無理だ、と思えば、『うちではお役には立てないんですが、、』と言って、
自社でできる最大限のことを伝えれば良い。
ただ、これだけです。

Q2:社員が新商品を売ろうとしない場合はどうしたら良い?

セミナー中に経営者の方からの質問です。
経営者である立場だと、新商品の考案や提案を考えることかと思います。

社員には『行動派』と『慎重派』の2つのタイプがいます。
特にこの慎重派はじっくりと考えるので、新しい事やモノにはなかなか腰が重いです。

そんな時は、
『新商品についてお客様はどう感じるか知りたいので、一度聞いてみて欲しい』

主語を『私=社長』から『お客様』に変えるのです。そうすると動いてもらいやすいです。

全てはお客様が答えを持っているので、
お客様に問いかける、ということです。

Q3:本日のゴールは?と言われたらどうしたら良いですか?

ロジカルな経営者や担当者に多い言葉ですね。
商談始まって雑談をしていると、ズバリと『本日のゴールは?』と。
その言葉に慌ててペースを崩される営業マン、、、

商談のルールとして
「本日は初見なのでお互い情報交換させてください」
「本日は御社の課題をヒアリングし、弊社がお役に立つようでしたら弊社サービスを案内させてください」
など、あらかじめお伝えする、ということがルールです。

でも、本日の目的をいいそびれることも多々あるかと思います。

その際には、「本日のゴールですが、、、、」とお話すれば良いです。

事前にシナリオを組み立てていないと、
ただ商談することをゴールにしているとグダグタになるので注意!

最後に・・

ラジオでもセミナーでも感じたことは、
『営業のやり方を学んでいない方が多いんだなー』ということ。
とても積極的に質問もあり、嬉しかったです。悩みがあるだけに、、笑

また、経営者でもセンスでやってきた方がとても多いですね。
最近ではそのようなことを感じます。特に女性経営者。。
そんなことで、近々『女性の経営者のための営業勉強会』というコミュニティも立ち上げよう、と思っております。

色々と書きましたが、
営業にまつわるご相談も受けておりますので、お問い合わせください。



セミナー実施報告:11社の企業にご参加いただきました

こんにちは、株式会社Senroの代表取締役の文野 陽子です。
先日開催した、『新規事業立ち上げの成功ポイント』のセミナーを無事終えました。

当日は11社の企業にご参加いただきましたので、ご報告いたします。

Video conference concept. Telemeeting. Videophone. Teleconference. Remote work.

セミナー参加企業からの声

ほとんどの企業は社長が悩んでいる、それをヒシヒシとセミナーでは感じました。
特にセミナーの中で好評だったのは、
新規事業でいきなり専任を置かない、ということでした。

後日個別相談の際に人材サービス業の企業から
新規事業で新たな部署を作ってしまいました
ととても神妙な面持ちでおっしゃっていました。
それぐらい新規事業でいきなり専任を置かない、ということが印象的だったようです。

資源が限られている中小企業では、
極力資源を有効活用した方が絶対的に良いので、
弊社では重複人材を推奨しております。

企業中心主義 VS 顧客中心主義

セミナー後に個別相談も実施させていただきました。
ほとんどの企業は

  • 10年ぐらいこの先どうしたら良いのか悩んでいる
  • 新規事業を立ち上げたけど、なかなかそだたたない
  • 新規事業よりも既存事業の利益体質を改善したい

など、、

悩みは深かったです。

これからの悩みの共通項はお分かりでしょうか??

全て内向きである、ということです。
自社の商材をいかにして顧客に受け入れてもらえるか、という
企業中心主義に悩んでいる、ということ。

そうではなく、
現在の顧客の課題をどのようにして解決して行くか、という
まずは顧客中心主義になる、ということが大きな善進(ぜんしん)になります。

そのようなことを個別相談を通じてお話をさせてもらいました。

事業存続に必要なこと

事業存続のために必要なことってなんでしょうか??
情熱ですか?それとも知名度ですか?

正解は、『お客様』です。

別件ですが、
営業セミナーの際にも
『社員が新商品を売ってくれない』とぼやいていた経営者がいらっしゃいました。
それは何ででしょうか??

正解は、
『社長が売ってこい』と思われているから、です。
主語を社長が、ではなく、
『お客様がほしいと思っている』と思わせるような意味共有をしていくのが、
経営者の仕事になります。

最後に

今回セミナーの資料が好評でした。
資料請求いただいた企業には無料で送付いたしますので、
お気軽に資料請求してくださいね。



お知らせ:11月24日にセミナーを実施します

こんにちは、株式会社Senroの代表取締役の文野 陽子です。
2022年11月24日13時より『新規事業立ち上げの成功ポイント』について
セミナーを実施しますので、お知らせいたします。

今回のセミナーはZOOM開催となります。

セミナー開催の背景

弊社は設立し1期目の営業支援会社です。
営業支援をしていると、『既存事業拡大』についてのご相談以外には
『新規事業』についてもご相談をいただくことが多いです。

最近では。。

  • コロナ禍で、
    売上が昨対20%ダウンして新規事業を模索している
  • 既存事業では売上をこれ以上見込めず、
    新規事業を立ち上げたが、社員にどのように売ってもらうか悩ましい

といったご相談がありました。

どの企業も収入の柱が複数欲しいですよね。
そんなことをヒシヒシと感じ、
今支援させていただいている企業を事例に取り、
セミナーを開催させていただくことを決意しました。

ちなみに今回の新規事業立ち上げは、
既存事業が既にあり、更に他の事業を立ち上げる、ということになります。

実は、、
対外的に告知していくのは初めてとなるので、今から緊張もしております。

セミナーでここは聞いていただきたいポイント

新規事業は”小さく始め大きく育てる”ことが大切です。
そのために3つの重複を弊社では推奨しております。
この重複なくして成功はない、と思っております。
その3つとは。。

  1. 人材
  2. クライアント
  3. 事業

の3つです。
これは基本編ですが、上級編でとても大切なこともありますので、
詳細はセミナーでお伝えさせていただきます。

既存事業の売上拡大にも通じていく部分は多々ありますので、
楽にしてください!

現在のエントリー状況ですが、
告知開始後1週間以内で15社以上のエントリーをいただいております。
ありがとうございます!
セミナーでは双方向も意識しての設計になっているので、
近日中に締め切る可能性がございます。

エントリーに間に合わない企業様でご興味ある企業様は
お手数ですが直接下記までお問い合わせください。



ラジオ番組出演のお知らせです

こんにちは、株式会社Senroの代表取締役の文野 陽子です。
先日、ラジオ番組のプロデューサーからオファーがあり、
11月26日に大阪で出演することが決まりましたので、お知らせさせてもらいます。

実は今年すでにラジオデビュー済み渋谷クロスFMに出演しましたが、緊張気味です。

出演番組名

ホンマルラジオという、 総アクセス数2,500万PV以上、直近アクセス数638万PV/年、リスナー数151万人以上のインターネットラジオです。

ホンマルラジオLP:https://info.honmaru-radio.com/
明らかに視聴者が多そうですよね!?期待しております。

こちらに2022年11月26日14時より大阪の難波にあるスタジオに生出演します。
同時にスタジオでの観覧者も募集しておりますので、ぜひ遊びに来てください!

ご参加いただける方は、公式LINEを登録いただき、ラジオ、とご入力お願いします。
ご参加いただける方は2,000円の観覧者チケット(当日現地払い)が必要となります。

当日お話をするテーマ
当日は多岐にわたることをお話しさせていただく予定です。
弊社は営業支援会社のため、

  • 売れる営業と売れない営業の差異
  • 営業支援実働舞台のママランス®︎について
  • これまでお会いしてきた中で感じる『良い経営者』とは

などです。

ラジオが終了後は、60分の特別セミナーも実施します。
セミナーは『雑談の終わり方が9割』というセミナーとなります。

雑談の入り方から終わらせる方法をお伝えします。

みなさまのお越しをお待ちしております!



視座の違い:経営者vs社員

株式会社Senro代表取締役の文野 陽子です。以前に個人の方に営業力アップ講座を展開していました。その方からありがたくもご相談があり、そこから感じた経営者視点と社員視点の違いについて本日は書きたいと思います。

視座って何?視点との違いは?

言葉の定義を最近は意識するようになりました。曖昧に使っていた言葉が私は数多くあります。。経営者となり、いろんな方とお会いする時に曖昧だと伝わりにく、そしてメンバーに伝える時にも曖昧になる、ということもあったので、言葉の定義は大切にしています。といっても曖昧も多分にあります。

『視』では視座、視点、視野がビジネスではよく出てくる言葉ではないでしょうか。

視座は、物事を捉えている高さ

視点は、物事を捉えている観点

視野は、物事を捉えている範囲

だと思っていいます。誰or何を見ているか、になるかと思っていますが、視座は全体、視点は固形物(人、モノ)、視野は全体かなーと思っております。

全て高いと良いのか、というわけではないかとは思いますが、高い方が発想や選択肢も広がり、強いては応援してくれる人も出てきやすいです。例えば事業理念では、視座が高い文言の方が社会的に応援してもらいやすいです。

今回のご相談内容

ご相談は、新規事業の承認を取りたいが、社長決済が下りない、と言うことでした。
私自身もこのもがきを会社員時代に経験したことがあるので、とてもわかります。
当時の私は『ほんと、わかっていない』と思っておりました。
でも、今となっては、『うーん、そういうことだったのか』と思うようになりました。

何かというと、見ている時間軸が異なります。

経営者は現在も大切ですが、未来を創るので未来思考です。
社員は現在を大切にしている現在思考です。

両者が折り合うために必要なこと、、

それは、社員が未来思考を持つしかないのです。

今回のケースでは、稟議を通したい目的(現在)思考の社員がいて、
その大切さはわかるけど、それをしたら我が社はどんな未来があるのか、ということ知りたい経営者の並行線です。

単にコストパファーマンスの話ではありません。
経営者が描いている未来が実現するのか?です。

稟議を通す方法

どうしても稟議を通したい社員と必要性はわかるけど、それをしたらどうなるのか?を知りたい経営者。
この試合はどう決着するか。。。

弊社がご提案したこと3つです。
①経営者が目指している方向性と一致しているか、悩みは何かを聞いてください
②通したいプランがあったとしても、まずは松竹梅プランで提案してください
③プレゼンを社長のタイプによって変えてください

以上3つのことをご提案しました。なかなか面白い戦いなので結果を知りたいところですが、今は吉報を待っております。

まとめ

経営者としてインタビューされる機会も増えてきましたが、その時に『今後の展望は?』と聞かれた時に経営者としての未来予想図がどれだけ鮮明かが試されている、と思っております。ぜひ、未来を熱く語れる経営者の方とお会いできれば、と思います。